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ChatGPTは仕事で何ができる?経営者が最初に試す5つの業務(実際の出力つき)

ChatGPTが仕事で何をできるのかを、経営者がまず試したい5つの業務で確かめました。メール返信、会議メモの整理、見積前の確認、下調べ、社内文書のチェックを実際に依頼し、返ってきた答えと、人が直すべき点をそのまま載せます。

はじめてのAI、、読了時間:19分

朝霧が晴れはじめた森の谷。手前の尾根と浅い川の流れがはっきり見え、遠くの山並みはまだ霞んでいる

ChatGPTは、仕事の文章の「下書き」と「点検」が得意です。編集部が経営者の仕事を5つ選んで実際に頼んだところ、答えは1回あたり8〜31秒で返り、どれもそのまま手直しに使える内容でした。ただし、最後に読んで決めるのは人です。数字や日付は、公式の情報で確かめる必要があります。

ChatGPTとは、OpenAIという米国の会社が提供する、文章で質問や依頼を書くと文章で答えを返すAIのサービスです。こうしたAIは「生成AI」と呼ばれます。個人情報保護委員会は、生成AIサービスを「質問・作業指示(プロンプト入力)等に応えて文章・画像等を生成する AI を利用したサービス」と説明しています。

結論:仕事でできること・できないこと

先に結論を表にまとめます。どれも、編集部が2026年10月21日に実際に試した結果にもとづいています。

仕事 AIに任せられること 人がやること
取引先へのメール 伝えたいことを渡すと、失礼のない返信文を作る 内容と言い回しを確かめて、自分の名前で送る
会議メモの整理 決まったこと・宿題・未決のことに分ける 「決まった」と書かれた内容が本当に決定か確かめる
見積の前の確認 お客様に聞くべき質問を洗い出す 質問を選び、自社の言葉に直す
下調べ Webを調べて、出典つきで答える 出典を開いて、数字と日付を確かめる
社内文書のチェック 誤り・矛盾・わかりにくい点を指摘し、直した案を出す 指摘が正しいか確かめ、最終版を決める

逆に、AIに任せてはいけないこともあります。値段や契約の判断、社員の評価、送信や提出の最終確認です。AIは、もっともらしい誤りを書くことがあるからです。

まず今日やること(10分)

最初の一歩は、1つだけで十分です。

  1. 今日届いたメールを1通選びます。社外秘の数字や個人名が入っていないものにします。
  2. ChatGPTに「次のメールへの返信を書いてください。伝えたいことは〇〇です」と書き、メール本文を貼ります。
  3. 返ってきた文面を読み、自分の言葉に直します。
  4. 送るかどうかは、いつもどおり自分で決めます。

ここで大事なのは、AIの答えをそのまま送らないことです。下書きとして使い、自分で仕上げます。この感覚がつかめれば、ほかの仕事にも広げられます。

試した方法(どうやって確かめたか)

本記事の答えはすべて、編集部が自分の環境で実際に出したものです。条件は次のとおりです。

  • 日付:2026年10月21日(日本時間15時54分〜16時04分)
  • 使った道具:Codex CLI 0.163.0。OpenAIが提供する、パソコンの文字だけの画面(ターミナル)から使うAIの道具です。ChatGPTのアカウントでサインインして使いました。
  • モデル(AIの頭脳にあたる部分):指定なし。実行記録に残ったモデル名は、全21回とも gpt-6.1-sol でした。
  • 依頼の仕方:5つの仕事を、同じ依頼文で各3回ずつ頼みました。下調べだけは、検索の条件を変えてさらに6回頼んでいます(合計21回)。毎回、何も入っていない新しい作業場所を使い、ファイルの書き換えはできない設定にしています。
  • 入力した文面:取引先のメールや会議メモなどは、この検証のために作った架空の文面です。実在の会社・人物・取引ではありません。

ChatGPTの画面ではない点に注意してください。 今回はChatGPTのWeb画面ではなく、Codex CLIで同じアカウントを使いました。どちらもOpenAIのモデルが答えますが、画面や設定が違うため、ChatGPTの画面で同じ答えになるとは限りません。検証環境からChatGPTの画面を開けなかったため、この方法をとりました。

依頼してから答えが出るまでの時間のドットプロット。中央値は、取引先メールへの返信10.9秒、会議メモの整理9.1秒、見積前に聞く質問27.0秒、最低賃金の下調べ22.1秒、社内の案内文のチェック26.2秒。各3回の実行
依頼してから答えが出るまでの時間(1点=1回)。出典: 編集部の実測(2026年10月21日、Codex CLI 0.163.0)

答えが出るまでの時間は、どの仕事も40秒以内でした。ただし、これはAIが答えを返すまでの時間です。人が読んで直す時間は測っていません。「何時間減る」とは言えない点にご注意ください。

取引先へのメールの返信

仕入先から届いた「値上げのお願い」に返信する、という場面です。伝えたいことを短く添えて頼みました。

取引先から次のメールが届きました。返信の文面を書いてください。
伝えたいこと:値上げの事情は理解している。ただ急なので、12月出荷分は今の価格のままにしてほしい。1月出荷分からなら相談に応じる。値上げの根拠がわかる資料を送ってほしい。

---(届いたメール)---
件名:価格改定のお願い

テスト工業株式会社
購買ご担当 鈴木様

いつも大変お世話になっております。サンプル資材株式会社の佐藤です。
原材料と物流費の上昇が続いており、誠に恐縮ながら、12月1日出荷分より、梱包用段ボール全品の価格を8%改定させていただきたく、お願い申し上げます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

メールは、架空の仕入先「サンプル資材株式会社」から、架空の「テスト工業株式会社」に届いたという設定です。1回目の答えはこうです(10.88秒)。

件名:Re: 価格改定のお願い

サンプル資材株式会社
佐藤様

いつもお世話になっております。テスト工業株式会社の鈴木です。

価格改定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
原材料費および物流費の上昇によるご事情は理解しております。

ただ、実施までの期間が短く、弊社での調整が難しいため、12月出荷分につきましては、現行価格を据え置いていただけますようお願いいたします。
1月出荷分からの価格改定であれば、協議させていただきたく存じます。

また、検討にあたり、今回の改定率8%の根拠となる原材料費・物流費の上昇状況などがわかる資料をお送りいただけますでしょうか。

お手数をおかけいたしますが、ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

テスト工業株式会社
鈴木

よかった点:伝えたい4つの点が、すべて入っていました。3回とも構成はほぼ同じで、違いは「据え置いていただけますよう」「現行価格でのお取引を」など言い回しだけでした。

人が直す点:署名は名前だけなので、部署や連絡先を足します。「協議させていただきたく」で十分か、条件を書くかは、取引の事情を知る人が決めます。

会議メモから「決まったこと」と「宿題」を整理

社内の営業会議の、走り書きのメモを渡しました。担当が決まっていない話や、期限があいまいな話をわざと混ぜています。

次の会議メモを、「決まったこと」「宿題(だれが・何を・いつまでに)」「決まっていないこと」に分けて整理してください。

---(会議メモ)---
10/20 営業会議(社長、田中、山本、小林)
・年末の顧客向け案内状、今年もやる。紙とメール両方。文面は田中さん、来週中に案。
・展示会(2月)出るかどうか。費用が去年より上がってる。山本さんが見積もらう。出るかは次回決める。
・既存客アンケート、やりたいが誰がやるか決まらず。
・小林さんから、見積の承認に時間がかかるという話。社長、金額50万円未満は部長決裁でいいと。
・次回 11/4(水)。

1回目の答えです(8.89秒)。表示の都合で、見出しの記号は太字に置き換えています。文言は出力のままです。

決まったこと

  • 年末の顧客向け案内状を今年も実施する。紙とメールの両方で送る。
  • 50万円未満の見積は、部長決裁とする。
  • 次回会議は11月4日(水)。

宿題(だれが・何を・いつまでに)

だれが 何を いつまでに
田中さん 年末の顧客向け案内状の文面案を作る 来週中
山本さん 2月の展示会の見積を取得する 明記なし(出展判断は次回会議)

決まっていないこと

  • 2月の展示会に出展するかどうか。次回会議で決める。
  • 既存客アンケートを実施するかどうか、および担当者・実施時期。

よかった点:メモにない担当者や期限を、AIが作り出すことはありませんでした。3回とも、アンケートは「決まっていないこと」に入り、展示会の見積の期限は「明記なし」でした。

人が確かめる点:メモの「社長、金額50万円未満は部長決裁でいいと」を、3回とも「決まったこと」に入れていました。社長の一言が正式な決定かどうかは、出席者にしかわかりません。決裁のルールのような大事な点は、人が確認してから共有します。

議事録づくりの手順は、生成AIで議事録を作る5手順で詳しく説明しています。

見積の前に、お客様へ聞くべき質問

社員10人ほどの電気工事・設備の会社という設定で、「会議室3部屋にモニターとカメラを付けたい。予算はあまりない」という問い合わせを渡しました。

当社は社員10人ほどの電気工事・事務所設備の会社です。お客様から次の問い合わせが来ました。見積を作る前に、お客様に確認しておくべき質問を挙げてください。

---(問い合わせ)---
来月、事務所の会議室3部屋に大きめのモニターとWeb会議用のカメラを付けたいです。見積をお願いできますか。予算はあまりありません。

2回目の答えです(27.01秒)。

見積前には、まず「どのように使いたいか」「各部屋に設置できるか」「予算と納期」を確認すると、必要な機器と工事範囲を絞れます。お客様には、次のように伺うとよいでしょう。

確認項目 お客様への質問例
利用人数・部屋の広さ 各会議室は何人用で、広さはどのくらいですか。部屋の写真や机の配置図はありますか。
使用目的 モニターはWeb会議のほかに、資料や細かい図面の表示にも使いますか。
希望サイズ・設置方法 モニターの希望サイズはありますか。壁掛け、移動式スタンド、卓上のどれをご希望ですか。
カメラの撮影範囲 出席者全員を映したいですか。それとも主に発言者を映したいですか。
マイク・スピーカー 会議用のマイクやスピーカーはお持ちですか。今回の見積に含める必要はありますか。
接続するパソコン 持ち込みのノートパソコンを接続しますか。それとも各部屋に専用パソコンを置きますか。接続端子も確認できますか。
Web会議サービス Teams、Zoom、Google Meetなど、普段お使いのサービスは何ですか。
既存設備の活用 現在お使いのモニター、カメラ、配線など、流用できそうな設備はありますか。
電源・ネットワーク 設置予定位置の近くにコンセントや有線LANはありますか。Wi-Fiは安定して使えますか。
設置・配線の条件 壁への穴あけは可能ですか。賃貸の場合、管理会社の承認は必要ですか。配線を隠すご希望はありますか。
予算・優先順位 3部屋分の機器・工事を合わせて、税込でどのくらいが上限でしょうか。 予算に収まらない場合、サイズや機能の調整、一部の部屋からの導入は可能ですか。
納期・作業日時 来月の何日までに使い始めたいですか。 工事は平日の日中でも可能ですか。
見積に含める範囲 機器の設置に加え、接続設定、動作確認、使い方の説明、既存機器の撤去・処分も必要ですか。

初回は特に、予算上限・使用開始日・各部屋の人数と写真・設置方法・既存機器の有無を押さえると話が進みます。その後、現地で壁の下地や配線経路を確認してから、正式な見積を出すと工事費の漏れを防げます。

よかった点:予算の上限、使い始める日、壁に穴を開けてよいか、マイクやスピーカーの要否など、見落とすと工事費が変わる点が並びました。

人が直す点:質問は1回あたり10〜13項目と多めでした。このままお客様に送ると負担になります。必要なものを選び、順番を決めます。答えの形も、回によって番号付きの一覧になったり、表になったりしました。

見積書の下書きまでAIを使う方法は、ChatGPTで見積書のたたき台を作る方法にまとめています。

下調べ:最低賃金はいくら?(公式情報と照合)

数字の質問は、AIが誤りやすい分野です。そこで、答えを公式の情報と突き合わせられる質問を選びました。

東京都と京都府の最低賃金(時給)は、今日(2026年10月21日)時点でそれぞれいくらですか。いつから適用されている金額かも教えてください。

この質問には、確かめどころがあります。京都府は新しい金額が決まっていますが、発効日(適用が始まる日)は11月16日です。10月21日の時点では、まだ前の金額が適用されています。

実行ログT4aの画面。依頼文と、東京都1,280円(2026年10月1日から)、京都府1,122円(2025年11月21日から)、京都府は2026年11月16日から1,180円という出力。所要時間28.29秒、Web検索4回、モデルgpt-6.1-sol
T4a の実行ログ(依頼文・出力・記録)を、そのまま表示して撮影した画面。

結果は3回とも正解でした。 編集部が厚生労働省と各労働局の公式ページで確かめた値と、すべて一致しました。

確かめた点 AIの答え(3回とも同じ) 公式情報
東京都の今の金額 1,280円(2026年10月1日から) 一致
京都府の今の金額 1,122円(2025年11月21日から) 一致
京都府の次の金額 1,180円(2026年11月16日から) 一致

公式情報は、厚生労働省の最低賃金の一覧と、東京労働局・京都労働局の発表です(記事末尾に掲載)。

正解できたのは、AIが自分でWebを検索したからです。記録を見ると、毎回2〜4回検索していました。出典も毎回示しましたが、1回は改定の出典として市役所のお知らせを挙げていました。

検索をさせないと、どうなるか

比べるため、同じ質問をWeb検索ができない設定で3回頼みました。

実行ログT7bの画面。Web検索を無効にした設定で、2026年10月21日時点の金額は確認できないと答え、参考として2025年度の東京都1,226円、京都府1,122円を示した出力。所要時間26.23秒
T7b の実行ログ。Web検索ができない設定にすると、今の金額は「確認できません」と答えた。

3回とも「確認できません」と答え、今年の金額は出しませんでした。3回中2回は、昨年度の金額(東京都1,226円・京都府1,122円)を「参考」として示しました。この2つの金額は、厚生労働省の一覧にある改定前の金額と一致します。一方、東京都の昨年度の発効日「2025年10月3日」は、編集部が取得した公式資料では確認できませんでした。

ここからわかるのは、2つです。

  • 調べものは、AIが検索したかどうかで答えの質が変わります。 検索していない答えは、古い情報の可能性があります。
  • 今回は「わからない」と正直に答えました。 ただし、いつもそうなるとは限りません。数字・日付・制度は、必ず出典を開いて確かめてください。

AIがもっともらしい誤りを書く現象を「ハルシネーション」と呼びます。今回は誤りは出ませんでしたが、3回×2通りという少ない回数での結果です。

なお、最初に組み込みの検索だけを止めた3回では、AIは別の連携機能を使ってWebを調べ、正しく答えました。設定1つで検索を止めたつもりでも、止まらないことがあります。

社内の案内文のチェック

年末年始の休業と経費精算の締切を知らせる、社内向けの案内文を渡しました。検証のため、曜日の誤りと、締切の順番のおかしさをわざと入れています。

次の社内向けの案内文をチェックしてください。わかりにくい点、誤りや矛盾がありそうな点を指摘し、直した文案も出してください。

---(案内文)---
件名:年末年始の休業と経費精算の締切について

社員各位

本年の年末年始休業は、12月27日(土)から1月4日(日)までとします。
経費精算は12月25日(金)17時までに提出してください。
締切を過ぎた精算は、1月5日以降の受付となります。
なお、領収書の原本は12月24日までに総務へ提出してください。
休業中の緊急連絡は、各自で対応をお願いします。

総務部

案内文では、休業を「12月27日(土)から1月4日(日)まで」としています。実際のカレンダーでは、2026年12月27日は日曜日、2027年1月4日は月曜日です。

2回目の答えの前半です(30.47秒)。後半の「直した文案」は省略しました。

特に、曜日の不一致、精算書と領収書の締切の関係、緊急時の連絡方法を直す必要があります。

気になる点 指摘・修正の方向
年が書かれておらず、曜日も一致していない 12月27日が土曜日なら、同じ年の12月25日は木曜日です。対象年を明記し、日付と曜日を確認してください。
「本年」が曖昧 年をまたぐため、開始日・終了日それぞれに年を入れると明確です。
領収書の締切が精算書より早い 意図した運用か確認が必要です。精算書は25日まで提出できても、領収書は24日までに提出する必要があることを明示してください。
締切後の扱いが不明確 「締切」が精算書と領収書のどちらを指すのか、休業前の26日などにも受け付けないのかが不明です。受付と処理のどちらを翌年に回すのかも確認してください。
「各自で対応」が具体的でない 緊急時の連絡先、連絡手段、対象となる事案を示してください。

以下は、日付を維持し、両方の締切後の提出は1月5日以降に受け付ける運用を想定した修正文案です。年と緊急連絡先は、確定後に補ってください。

(以下、直した文案は中略)

よかった点:3回とも、曜日の食い違いと、領収書の締切が精算の締切より早いことを指摘しました。「緊急連絡は各自で対応」が具体的でない点も、3回とも挙げています。

人が確かめる点:案内文に年が書かれていないため、AIは年を推測しました。直した文案に「2026年」と書き込んだ回もあれば、「20XX年」と空けた回もありました。年や日付は、出す前に人がカレンダーで確かめます。

5つを試してわかった、使うときの注意

入れてはいけない情報

次の情報は、AIに入れないでください。

  • 個人情報(社員・お客様の氏名、住所、電話番号など)
  • 取引先やお客様の情報(社名と取引条件の組み合わせなど)
  • 社外秘(公表前の数字、契約、人事など)

どうしても使いたいときは、名前を「A社」「Bさん」のように置き換えます。個人情報保護委員会も、入力した個人情報がAIの学習に使われることがあるとして、注意を呼びかけています。学習に使わせない設定は、ChatGPTの情報漏洩対策(学習オフの設定手順)で手順を説明しています。

答えを使う前に確かめる3つのこと

  1. 数字・日付・名前:出典を開き、自分の目で確かめる。
  2. 「決まった」「確定」と書かれた内容:本当に決まったことか、関係者に確かめる。
  3. 送る・出す前の全文:自分の言葉として読めるか、最後に読み直す。

社員が使う場合は、何を入れてよいかを先に決めておくと安心です。決め方は社内AI利用ルールの作り方にまとめています。

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よくある質問

Q. ChatGPTは仕事で何ができますか?

文章の下書きと点検が得意です。編集部の検証では、取引先へのメールの返信、会議メモの整理、見積前に聞く質問の洗い出し、Web検索を使った下調べ、社内文書の誤りの指摘ができました。最後に読んで決めるのは人です。

Q. AIの答えは、そのまま使ってよいですか?

そのまま使わず、下書きとして使ってください。今回の検証でも、会議メモの社長の一言を「決まったこと」に入れたり、案内文の年を推測で書き込んだりしました。数字や日付は、公式の情報で確かめてから使います。

Q. AIは間違えますか?

間違えることがあります。今回の最低賃金の質問では3回とも正解でしたが、AIがWebを検索していたためです。検索できない設定では「確認できません」と答え、昨年度の金額を参考として示しました。数字・日付・制度は、必ず出典で確かめてください。

Q. 会社の情報を入れても大丈夫ですか?

個人情報、取引先の情報、公表前の数字や契約などの社外秘は入れないでください。必要なときは、名前を記号に置き換えます。学習に使わせない設定と、社内のルールも先に決めておきます。

Q. 無料で使えますか?

料金とプランの内容は変わることがあります。本記事では公式の料金ページを確認できなかったため、無料で使える範囲や金額は書いていません。申し込む前に、OpenAIの公式ページで確認してください。

Q. この記事の答えはChatGPTの画面で出したものですか?

いいえ。ChatGPTのアカウントでサインインしたCodex CLIという、OpenAIの道具で出した答えです。答えるのはOpenAIのモデルですが、画面や設定が違うため、ChatGPTの画面で同じ答えになるとは限りません。

参考にした公式情報

数字と制度の内容は、次の公式情報で確認しました(いずれも2026年10月21日に取得)。

検証データについて

実行に使ったスクリプトは scripts/experiments/beginner-business-runs.mjs、全21回の依頼文・出力の全文・所要時間・トークン数(AIが読み書きした文章の量の目安です)・モデル名は data/experiments/2026-10-21-beginner-business-runs.json に収録しています。出力に誤りがあった場合も、手を加えずに掲載する方針です。

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